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関西学院同窓会 神戸支部・活動状況

KGリポート

平成23年度「関西学院同窓会神戸支部総会」特別講演について

電子制御機器専門メーカー「昭和精機椛纒\取締役 藤浪芳子様」と対談させていただきました!

場所:昭和精機竃{社工場(神戸市西区)
日時:平成23年5月17日(火) 午前10時〜午前11時

昭和精機竃{社に於いて、神戸支部総会「特別講演(演題:明日へ繋ぐ)」に関して、事前打ち合わせを兼ねて対談させていただきました。

私の好きな言葉! それは「明日へ」なのです

本日の対談を通じて、沢山のパワーを頂戴できたことに、まずもって感謝申し上げたい。
そして、藤浪社長の大好きな言葉「明日」と言う二文字は、世界的ベストセラー「風と共に去りぬ」の名セリフ「After all, tomorrow is another day 」(明日は明日の風が吹く)に 元があることをお聞きできました。
映画「風と共に去りぬ」を鑑賞した時、丁度、悩み苦闘したが、「明日のことは明日に考えよう」と思い直すことで切り抜けることができる!と直感。
だから、2011年2月3日に発行した自叙伝のタイトルを「明日へ繋ぐ」にされたそうです。

英語と私!

"関学英文科に入学後、文化総部ISA(International Student Association)に所属し、英語を手段として、国際問題 異文化交流に励まれました。 学内の外国人住宅でベビーシッター等 経験し英語を磨いたことも、今の「私」に繋がっていると言っておられました。
これからの若者には、『英語』を身につけて、是非、海外へ打ってでるファイトが欲しい!と願っておられました。

企業経営者として、中東や欧州へ行く機会があり、そこで「イスラム文化」と接し、かつて、キリスト教と対立しながら 今のイスラム文化圏を築き上げた現実を見た時、人間として視野が拡がったと思われたようです。 このことは、海外へ出て初めて体験できたことなので、若者には、積極的に海外へ出て 自分の目で現実を確か めて視野を拡げてもらいたい!と言っておられました。

フロンテイア スピリット!

昭和精機を下請け会社から、直販メーカーへ脱皮することに悩みはなかった! その判断が 今の昭和精機へと 成長させることができた。 そして、新たな取引先を開拓出来ればという軽い気持ちで海外進出を開始。 当初は軽い気持ちであったが、状況が変わり海外開拓せざるを得ない状況に追い込まれた・・とはいえ、お客様の 言う通りではなく、主体性を持って対応できたことで 安定成長できた。・・・これが私のフロンテイアスピリットです。 英語を駆使しつつ、中国語を身に着けたことで(ご子息は、中国留学を体験されており中国語が堪能) 更に視野が拡がったと言っておられました。

所感・・・・

冒頭で書かせていただきましたが、非常にパワーのある経営者と思いました。 私自身も経営者の一人ですが、 英語を身につけて 普段から積極的に国際交流をすべきだったと反省した次第です。弊社は海外から原料輸入し ており、英語を話すチャンスはありますが、どうしても 国内のお客様との商売が中心なため、私の英語力は 錆ついてしまいました。 本日のお話を通じて、先輩こそ「マスタリーフォーサービス」精神を身につけられた尊敬すべき経営者のお一人 だと思いました。私心を捨て 公のために 沢山のボランタリー活動をされておられますので、多くの方々から 信頼され、慕われていると感じました。  7月2日の支部総会には 是非 多くの若者に 先輩のご講演を聴いていただきたいと思います。 また、今や関西学院は48%が女子学生です。 そういう意味で、社会人としてご活躍のOGも多数おられると 思います。 奮って ご参加いただき 先輩諸兄との交流を深めていただきたいと存じます。

以上

神戸支部 幹事長  有馬英一

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